今回は、なんと!京都は太秦にある映画村での会議です。今まで話や噂は聞いていたのですが、なかなか参加できず、一体どんな事が行われちゃっているのだろう?と悶々と考えるばかり。
しかしやはり、案ずるより産むがやすし!悶々とするより水木しげる先生!ですね。
映画村の中にある中村座というイベント会場には日本各地から集まって来た妖怪好きがわんさか。映画村の中にも妖怪屋台がわんさか。
その屋台の中で私が一番惹かれたのは「妖怪ポスト」。
そう、皆さんご存知の鬼太郎にお手紙が届くという夢のポストです。売ってるんですよ。あれ。そしてちゃんと家で使えるんですよ、あれ。
でもお値段も相当なもの。さらに私の住処はマンション。いつの日か、一軒家に住む様な事があればその時、是非手に入れたい代物です。
そんな妖怪ポストを横目で見ながら私が購入したのは妖怪ノートと妖怪クリアファイル。
すみません、無難です。
どうしても使えるものに手を伸ばしてしまう自分を鼻で笑いながら、いよいよ妖怪会議に参加です。
イベントの中心は水木しげる先生のお話です。水木先生、ステージの上では出演者の皆さんに「大先生(おおせんせい)」と呼ばれておりました。
『なぜ、現代に妖怪はいなくなったのか?』
これが今回の会議のテーマだったように思われます。
「夜が明るすぎるのだ」とおっしゃる水木先生の言葉に深く頷く私。
最近の夜には闇が少ない。闇の色が薄れてきている様な気がします。水木先生のお話を聞きながら、そんな事をぼんやり考えたりしました。
ちなみに、妖怪がいなくなった理由以外のトークはほぼ下ネタでした。ほほほ。
それでも司会の京極夏彦先生が言うには「今までの会議より下ネタが少なかった」そうです。
世界妖怪会議、やはり想像の斜め上をいっております。
会議が終わった後は、百鬼夜行の始まりです。これも私、初めての経験です。
鬼、龍、豆腐小僧にぬっぺらぼう……月明かりの中、様々な妖怪が江戸村を練り歩きます。
何人かは本物の妖怪が混ざっていたのではないでしょうか?京都が好きな桐もこっそり参加していたかもしれません。
偶然にも月食の二日前に行われた世界妖怪会議と百鬼夜行。
いつもとは違う種類の闇が訪れようとしている夏の日。人間の世界と妖怪の世界が重なり合う瞬間があったに違いありません。
そう考えると胸が熱くなります。
本当にとても心に残る一日でした。
余談ですが、私の知人が撮った百鬼夜行の写真の中に、とても綺麗な光が散らばって写っているものがありました。よく見るとそれは光ではなくて一つ一つに美しい模様が施されている手鞠の様なもの。
やっぱり妖怪の子供が遊びに来てたのではないでしょうか。
もっといろんな生き物が一緒に楽しめる夜が増えたらいいな、などと思いながら……世界妖怪会議のご報告でした。
それでは皆様、是非「妖玄坂不動さん」の感想、お聞かせくださいませ
